dappsダップスとは?分散型アプリケーション??
DApps(分散型アプリケーション)とは何だよ!?
DAppsとは『Decentralized Applications』のことで、日本語に訳すと「分散型アプリケーション」となります。
つまり『ブロックチェーン技術を用いた非中央集権的なアプリケーション』ということになります。
Dappsの定義
Dappsは次の要件を満たすものを指すそうです。
①アプリケーションがオープンソースである
アプリケーションはオープンソースであること。またオペレーションは自動であり、中央のコントロール主体を持たない。
トークン、データ、レコードなどにつき、暗号化されて分散化されたブロックチェーンを利用している。
②トークンを利用している
アプリケーションはオープンに流通可能な暗号トークンを持ち、アプリケーション利用の際にトークンを利用すること。
参加者にはそのトークンによって報酬が支払われること。
③ユーザーの合意のもとでの改善
アプリケーションはマーケットやユーザーからの改善要求によりプロトコルを改善していくこと。この改善はユーザーのコンセンサスによること。
この①~③を満たすものを完全なDappsとして定義されます
DAppsでは、多くのサービスは中央管理者から提供されるのではなく、ブロックチェーン技術によりインターネット上に解き放たれて非中央集権的に分散していくということです。
今後DAppsが台頭してくれば、あらゆるサービスが非中央集権的に分散していくものになるでしょう。
DAppsの活用例
現在、『ゲーム』『取引所』『予測市場』『ID認証』『分散型ストレージ』『著作権保護』などの分野ですでにDAppsは多く存在しており、今後さらに活用されていくことが期待されています。
ゲーム
ゲームとDAppsの相性は非常によいと言われています、どんどんゲーム出てきています。
最近結構話題にもあがっており、イケハヤさんも注目している分野ですよね。
また別記事で上げようと思いますが、代表的なものとして『クリプトキティーズ』や『イーサエモン』が挙げられます。
『クリプトキティーズ』とはバーチャル上に現れるネコを収集したり育てていく、「たまごっち」のようなゲームみたいです。
猫を売り買いしたり、2匹の猫を交配させて新しい猫を誕生させることもできます。
デジモンとか思い出しますね~~w懐かしい
cryptkittiesではネコはトークンのように扱われます。育てたネコは売買することができ、その際の売買は仮想通貨のイーサリアム(ETH)を使って行います。過去には1300万円相当の価値で落札されたネコもいるみたいww買ったやつは、何すんだ?w
そして、『イーサエモン』は一言で言えば「イーサリアムのネットワークを利用したポケモン」です。ってかポケモンだ!!!
ゲームの世界観はポケモンと同じで、「イーサエモン」というモンスターを捕獲したり、交換したり、進化させて戦ったりすることができます。だからポケモンだ!!
イケハヤさんもよく記事にしてますね。
別にイケハヤさんを推してるわけではないw
分散型取引所(DEX)
DEXとは何かというと、「資産を取引所に預けることなく、ウォレットから直接トレードできる仕組み」です。分散型取引所(decentralized exchange)なので、DEXと呼ばれます。
現在多くの取引所は株式会社が運営していますが(中央集権的)、もしも「コインチェック」のようにハッキング被害に遭遇すれば、預けていた仮想通貨は奪われてしまうかもしれません。僕も奪われましたw
しかし、分散型取引所では秘密鍵を取引所に預けることなくセルフコントロールできることができるので、上記のような事件に巻き込まれるといったことはなくなります。自分で管理する必要があるのでその点は注意です。
また、取引所を経由せずにAさんとBさんで直接、通貨を交換することも可能です。
なにそれ?めちゃ便利じゃんって思いますよね。
確かに便利ですが、デメリットも存在します。
1つは、上記でも触った通り、秘密鍵を自分でコントロールする必要があります。
よってカギを無くせば、永久に通貨は行方不明GOXしてしまいます。他にも
【デメリット】
・日本円を入金したり、日本円に換金することができない
・基本English!!
・トランザクション手数料、利用手数料が高め
・動作が重かったり、不安定だったりする
などのデメリットも存在し、まだまだ実用的ではないかとも思いますね
予測市場とは、未来の出来事を予測する市場のことです。この例として、何年後に株価はどれくらい上がるかとか、競馬のレースでどの馬が勝つのかなどを予想してお金を賭けることなどが挙げられます。
DAppsでこの予測市場を作ることができたら、賭けの透明性が増します。
この予測市場の代表的なものとしてはイーサリアムをベースに作られている『Auger(オーガー)』や『Gnosis(ノーシス)』が有名です。
DAppsの課題
将来が有望なDAppsですが、現段階では課題も残されています。具体的には以下が挙げられます。
- 手数料(gas)
- スマートコントラクトの実行速度
- プライバシー保護
手数料(gas)
イーサリアムでトランザクションを実行するためには手数料が必要です。トランザクションが増えていくにつれて手数料も増加するため、普段の送金においても高額の手数料が請求されることになります。
この手数料の問題を解決するためには、スケーラビリティ問題を解決することが鍵となってきます。簡単に言えば多数のトランザクションに対応できるようネットワークを拡大することが必要になります。
スケーラビリティとは、コンピュータの持つ拡張性を意味し、システムの規模の変化に対応できる柔軟性を指します。 スケーラビリティが高いということは、システムの利用者数やデータ処理負荷の増大に応じてシステムを比較的容易に拡張できることを意味します。
スマートコントラクトの実行速度
将来多くのトランザクションを処理していくことを考えると、スマートコントラクトの実行速度は十分に早いと言えるものではありません。こうした速度のばらつきは分散化したネットワークにおいて問題で、処理が多くなるだけ処理能力の高いノードに負担がかかってしまうのです。
イーサリアムの開発サイドはこの問題の解決策をいくつか提示しており、改善が進められています。
プライバシー保護
イーサリアムではzk-SNARKというプライバシー保護技術が採用されていますが、この技術を利用したトランザクションには多額の手数料が必要になるので、実用化に向けてさらなる改善が必要です。
また、コードミスから生じたバグにより損害につながる可能性もあります。スマートコントラクトの設計ミスは簡単に直せるものではないのでデバッグを徹底して行う必要があります。
まとめ
DAppsはイーサリアムのプラットフォームを中心に開発されていますが、課題も残っている。
今後多くのユーザーに利用されるためには手数料の問題やスマートコントラクトの実行速度の問題を解決していく必要がある。こうした課題が解決されていけば、DAppsは今後数十年で我々の暮らしを大きく変えるかもしれません。
dappsはイーサリアムだけではない!!
バイナンス
https://www.binance.com/?ref=19321983
登録は下記よりどーぞ
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